Alfa Records / XMS-10026 / LP / Japan / 1970
Media : EX- (A面レーベル面にステッカー貼り) / Sleeve : VG+ (スレ少々、角打ち小、表面コーナーに薄いステッカー跡)
ツトム・ヤマシタ&ホライゾンでも電気琴を使用した名演で異彩を放つ前衛的な箏曲家である桜井英顕を中心に、国産ジャズや和サイケ・ロックの重要作品に名を連ねる小島和男（琴）と中谷 望（笛）からなる和楽器アンサンブル、須磨の嵐が70年に異能打楽器奏者、伊藤貞司と制作した日本現代音楽、前衛和楽器の名演。
舞い散るような銀笛と琴のアンサンブルが、無常や儚さを反映するかの如く浮き世離れした美しい旋律を描き出す。伊藤貞司との打楽器インプロビゼーションA1や、サイケデリックなエフェクトを凝らした地歌が挿入されるB1など、危うさを潜ませた音世界もまた稀有な味わいとなって作品の魅力を高めている。
盤面はパッと見綺麗でA2上で一箇所、ミリ単位のダスト？微キズ？による数プチ音箇所有り。
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