ECM Records / ECM 1288 / LP / Germany / 1985
Media : EX / Sleeve : EX
ECMを拠点に数多くのグループで名演を繰り広げたドイツ人ダブルベーシスト、Eberhard Weberのキャリア中期を代表する傑作。
霧のように柔らかいシンセ・パッドが辺りを覆い、Weberのヒプノティックなベースラインとそれに呼応するようなJan Garbarekのサックスが、Chorus（合唱）を体現する。
音は進行しながらも、どこにも到達しないような時間軸を漂い続け、自己の内部を循環していくように瞑想的な深みを生む。
音がその場に「在る」こと自体が目的になっている。
そう思わせてくれるWeberの音楽に心酔します。もれなく大推薦の一枚です。
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