宮長レコード / SS-4141 / LP / Japan / 1978
Media : EX / Sleeve : VG++ (経年染み少々)
Additional details : はがきサイズの小型のインサートを一枚付属します (写真参考)
特攻隊員として終戦を迎え、戦後は自然素材を使った音具の製作、演奏、指導を生業とする、音響プランナーとして活躍した後、「自然音の専門家」に転身する高野昌昭の78年自主制作盤。
スタジオに用意した水音発生装置を利用し、計40分以上に渡り「水のしずく」の音のみを収録したサウンド・アート作品。
しずくの余韻や解像度の高さもさることながら、引き算の芸術、あるいは先鋭音楽の最たるものかもしれません。
「自然音による音響が、電気音や電子音に変わっていく。そのプロセスが、僕にはどうしても“進歩”とは思えなかった。どんどん人間が退化していくような気がして……。昔の音はもっとクリアでいい音だったし、食べ物や経済も含めて、あらゆることがもっとわかりやすかった。それがどうしてこんなに複雑になってしまったのか。何か踏み違えている、と思えて仕方なかったわけです」
※一部地域を除く送料無料商品となります
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